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★建築家の谷口氏がJID AWARD大賞を受賞 日本インテリアデザイナー協会がフォーラムと交流会を開催

大賞作品を紹介するフォーラム。谷口幸平氏(右)と JID選考委員長として谷口氏の作品の現地審査を担当した米谷ひろし氏(左)
JID理事長の丹羽浩之氏

 公益社団法人日本インテリアデザイナー協会(JID)は2月17日、「JID 2026春の交流会&JID AWARD FORUM」を東京・赤坂のインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターで開催した。
 サイトを通じて公募が行われた「JID AWARD 2025」は、応募総数285点の中からインテリアスペース部門14点、インテリアプロダクト部門7点、NEXTAGE部門13点の計34点が最終審査で選ばれ入賞した。
 フォーラムでは、最優秀作品におくられるJID賞大賞を受賞したand to建築設計事務所の谷口幸平氏が、設計コンセプトやエピソードを披露した。
 受賞作品「Grove Strolling Corridor」は、「場所が育てる建築」という同氏のポリシーを基本としている。軽井沢の木立の中で自然と対話し、その魅力を取り入れながら、四季の風景に同化する美しいたたずまいと、オーナーの要望であった木立の中での生活を具現化している。
 JID理事およびJIDAWARD審査委員を中心に、建築、家具、デザイナーなどインテリア業界で活躍するJID会員が集う春の交流会で、 JID理事長の丹羽浩之氏は「JID AWARDは大変重要な活動の一つ。今回の応募作品の多くは、関係性をデザインするような『つながりから生まれるデザイン』を強く感じ、社会の分断や価値観の多様化が進む中で、デザインが人と人、地域、自然、そして素材までも再び結び直す役割を果たせるかを問いかけるものだった。単に機能や造形の美を超え、デザインが人の感情や行動、そしてコミュニティーのあり方にまで影響を及ぼす力を持つことを改めて感じさせられた。素晴らしい作品に、新たなインテリアデザインの可能性を再確認することができた」とあいさつした。
 経産省商務・サービスグループ・文化創造産業課係長の木村綾氏も「日本のインテリアデザインの質的向上と、インテリアデザイナーの職能の向上を促進するとともに、豊かな社会と文化の発展に寄与しようとする JIDの今後の活動に大いに期待したい」と激励した。

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