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★「永続性」テーマに飛騨の家具フェスティバル6月17日開幕 飛騨・世界生活文化センターでの開催は最後 来年からは街中回遊型へシフト

メイン会場となる飛騨・世界生活文化センター(飛騨木工連合会提供)
日本家具産業振興会の「JAPAN FURNITURE」と連動したセミナーが今年も開催される

 飛騨高山の地で長年培われてきた匠の技と、現代のライフスタイルが融合する家具の祭典「2026飛騨の家具フェスティバル」(飛騨木工連合会主催)が6月17日から21日までの5日間、岐阜県高山市と飛騨市の両市で開催される。今回のテーマは「永続性」。飛騨・世界生活文化センターをメイン会場とした開催は、今回で最後となる。来年は「世界の潮流に乗った新しい形」(白川勝規理事長)の幕開けとなる。

 メイン会場である飛騨・世界生活文化センターでの合同展示をはじめ、各社ショールーム、ものづくりの現場を体感できる工場見学、マルシェなど地域一体となった特別な期間となる。
 今回のテーマは「永続性(人と共に、時を重ねる家具)」。イラン情勢に伴う原材料高騰など、激動する世界情勢や環境の変化を乗り越え、各メーカーが「新たな挑戦」として生み出した意欲作が一堂に会す。
 メイン会場では、飛騨を代表する家具メーカーが集結し、今年のテーマに沿った最新コレクションや空間提案が行われる。オフィス・ホスピタリティ空間の提案、近年需要が高まるワークプレイスや商業施設向けの木製家具スタイリングなどが披露される。
 日本家具産業振興会の「JAPAN FURNITURE」と連動したトークショーなどもメイン会場で開催される。
 各メーカーショールームでは、より深くブランドの世界観に浸ることができる。国内の森林保全や国産広葉樹活用に焦点を当てた、日本の豊かな自然と共生する家具の新作も発表される。
 時代を超えて愛される名作ロングセラーの発売25周年を記念した特別限定カラーなど、ここでしか見られない特別展示が繰り広げられる。
 ほかにも、デザイナーとのコラボレーションによる新作ラウンジチェアや、洗練された「ジャパニーズモダン」のトータルスタイリングが提案される。
 飛騨・世界生活文化センターは現在、岐阜県から委託された民間組織が現場の管理を行う「指定管理者制度(民間組織による管理)」という形態をとっており、飛騨コンソーシアムが運営している。
 同センターを所有する岐阜県によると、利用者数がピーク時の半分程度まで落ち込んでおり、管理費や修繕コストを勘案して今後のあり方を検討する必要があることから、運営方針が見直されることになった。
 当初は今年9月末で利用停止・休館という方針が県から示されたが、地元や利用者から抗議の声が上がり、27年3月末までは、これまで通り利用できることになった。
 以降は、現在の形での運営はいったんストップする見込み。ただし、建物を壊してしまうのではなく、県は民間への売却や、別の用途への転用など新たな利活用案の調査・検討を進めており、広くアイデアを募る「サウンディング型市場調査」などを実施している。
 飛騨木工連合会の白川理事長は「長年続けてきたメイン会場での開催がなくなることは残念だが、これをプラスにとらえ街中を回遊する展示会に切り替える」として計画を進めている。

飛騨の家具フェスティバル開催概要
日時:6月17日(水)~21日(日)
午前9時30分~午後5時(最終日は午後4時まで)
主催:協同組合飛騨木工連合会
会場:飛騨・世界生活文化センター(岐阜県高山市千島町900-1)
高山市・飛騨市内各社ショールーム
入場料:無料(一部ワークショップや工場見学は事前予約制)

飛騨の家具フェスティバルのオフィシャルサイト https://www.hidanokagu.jp/festival/

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