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★資源循環する特注家具サービス 三井デザインテック、みずほリースに導入トライアル開始

MORI GETHERING CIRCLE
CFP部材情報・リサイクル率などを一元的に確認可能

 三井デザインテック(東京都中央区)は7月31日、家具のサーキュラーデザインを実現するサービス「CIRCULAR FURNITURE」を、みずほリース(東京都港区)の新オフィスに提供を開始したと発表した。
 同社によるとCIRCULAR FURNITUREは、特注家具のライフサイクル全体で排出される温室効果ガスの総量を、CO₂換算で数値化し、カーボンフットプリント(CFP)削減量やリサイクル可能率などをDPPにより見える化する仕組み。利用者はスマートフォンでQRコードを読み取るだけで、DPPに登録された製品情報が確認できる。
 これにより従業員にサーキュラーエコノミーへの参加意識を醸成するとともに、家具のサーキュラーデザインを促進し、インテリアを通じてサステナブルな社会に貢献するとしている。
 今回、みずほリース新オフィスの28階と29階にDPPを実装した次の特注家具が導入された。
 ◇ビバレッジカウンター=汚れが付着しやすいごみ箱の扉にはメラミン化粧板。それ以外の個所には木製材料を使用するなど、適材適所の設計とメンテナンス方法をDPPで公開。CFP削減量47・33%、リサイクル可能率100%。
 ◇ラウンドブース=食事やミーティングに使用する円卓で、座面には極細繊維構造で汚れが浸透しにくい環境配慮型素材を採用。CFP削減量31・67%、リサイクル可能率100%。
 ◇MORI GETHERING CIRCLE=円形のミーティング什器。ベンチの側面には亜麻仁油を主原料とする家具用のリノリウムを採用し、植物に囲まれた和やかな空間を演出。CFP削減量17・98%(ベンチ造作部分)、リサイクル可能率100%。
 ◇コミュナルテーブル=カフェの中央に位置する相席を前提とするコミュナルテーブル。有機的な形状のウォルナット天板が交差し、さまざまな角度から視線が交わることで、食卓を共有する社員同士のコミュニケーションを誘発する。天板の端部にはウォルナットの無垢材を使用し、手が触れた時の使い心地にも配慮している。CFP削減量15・52%、リサイクル可能率100%。

内装全般の資源循環へ展開目指す

 CIRCULAR FURNITUREは、同社が特注家具の資源循環を支援する業界初のサービスとして今年4月に提供を開始した。サーキュラーデザイン設計・CFP算出・DPP実装・トレーサビリティの4つの要素で構成される。今回のトライアルではトレーサビリティを除く3つを実施したという。
 三井デザインテックは、今回のトライアルの結果を踏まえ、特注家具にとどまらず、内装空間全体への展開を目指す。また、2028年度に導入が検討されている「建築物LCA制度」を見据え、内装分野における資源循環の仕組みづくりを推進していくとしている。

コミュナルテーブル
ラウンドブース
ビバレッジカウンター

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