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★木を使って空間をもっと豊かに カリモク家具、オルガテック東京に新作多数を出展

ブースの間仕切りにはモジュール家具「STAKKO」を活用

 カリモク家具(愛知県知多郡東浦町)は、6月2日から東京ビッグサイトで開催されるオフィス家具見本市「オルガテック東京2026」で、ワーキングチェアなど複数の新製品を公開すると発表した。展示は「More is(so much)More」をコンセプトに、空間に木を加えることで生まれる豊かさと、同社が考える理想のワークプレイスを提案するという。
 今回の会場デザインは、同社総張工場(愛知県知多郡東浦町)併設のオフィス「K-studio」を原型に、建築家でミュージアムデザイナーの中原崇志氏が設計。オフィス、ミーティング、ラウンジなど複数のシーンを想定したレイアウトにより、さまざまな場所に転用可能なワークプレイスのモデルケースとして構成するという。
 同社発表の出展概要は次の通り。
 ◆Karimoku New Standard(KNS)初のワーキングチェア「G―WOC」が初公開される。スイスのデザインスタジオBIG-GAMEと同国のオフィス家具ブランド「Giroflex」とのコラボレーションから誕生した製品で、現代のワーク環境に合わせて再構築されたデザインと、シート、フレーム、背もたれの全てが木材で構成される構造が特徴。
 ◆KNSに新たに加わったデザイナー、Léonard Kadid氏の「Piraeus Chair」と「Piraeus Table」は、アテネのピレウス港から着想を得た建築的な佇まいと、国産ナラ材の構造的限界に挑んだカンチレバー(片持ち構造)のデザインが特徴。会場でコンパクトなミーティングスペースを構成する。
 ◆Geckeler Michels氏デザインのケーブルボックスを備えるラウンドテーブル「Spectrum Workstation Round ST」と、トラフ建築設計事務所との共同制作による回転機構を備えた木製チェア「CAP Chair」を組み合わせて展示。近年注目を集める円卓スタイルのミーティングスペースを展開する。
 ◆アシックスとのコラボレーションによるソファシリーズ「ASICS EDITION」は、廃棄予定のシューズを原材料にしたソファシリーズで、身体に寄り添う沈み込みと、長期使用でも型崩れが起きにくい安定性を両立。また、MASの新作「WK Sofa01」(6月発売予定)はASICS EDITION仕様で製作された特別モデル。
 ◆小宮山洋氏、菅俊一氏と進行中の新プロジェクト「Karimoku Yours/Ours(仮称)」のプロトタイプの展示が予定されている。
 ◆ブースの外壁と内部の間仕切りには、モジュール家具「STAKKO」を活用。400台以上が並ぶヴィジュアルは大掛かりな施工を必要としない置き家具だけで空間が成立することを示す。それぞれのSTAKKOの背面には、グラフィックデザイナーの田部井美奈氏が展示製品やテーマから着想を得た抽象的なグラフィックをUVプリントで転写。パズルのように組み上げることで一枚の画が完成するSTAKKOならではの表現も見どころのひとつ。
 オルガテック東京の会期は6月2日~4日。同社ブースは東京ビッグサイト南4ホールS4―D04。

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