ニュース2026.06.10
三菱地所グループのインテリアデザイン会社メック・デザイン・インターナショナル(東京都中央区)は、イヨベ工芸社(東京都江東区)と共同開発したオリジナル家具2シリーズがスイスを拠点とする国際的なデザインアワードSIT FURNITURE DESIGN AWARD 2026を受賞したと発表した。
同社によると受賞したのは「Tranquil Collection」と「Edge Collection」の2シリーズ。Tranquilはチェアとラウンジチェアの2部門、Edgeはコマーシャルファニチャー部門での受賞となった。
なかでも「Tranquil chair」は、iFデザインアワード2025に続く受賞で、家具単体のデザイン性に加え、空間との調和や利用シーンまで見据えた設計思想が評価された。
同社では空間デザインに加えて家具・プロダクト開発に事業領域を拡張し、空間全体の体験価値を設計するデザイン会社として取り組みを進めている。
その一環として、ライフスタイルの多様化やユーザー志向の変化を背景に、空間との調和を重視したプロダクト開発に着手し、製造技術に強みを持つイヨベ工芸社と共同開発を行ったとしている。
今回受賞した製品は次の通り。
◇Tranquil Collection=砂紋の生み出す自然の情景や静寂さからインスピレーションを受けた、柔らかで繊細な空間を生み出す家具シリーズ。
背は椅子張りの技術を用いたボリューム感あるラインが身体を包み込み、ダイニングやオフィスレセプション、ラウンジなどの幅広いシーンに調和して、視覚・体感の双方から心穏やかな時間を演出するとしている。デザインは吉住萌氏。
◇Edge Collection=自然素材の温かみがありながら、モダンな空間にも調和する家具シリーズ。ラタンの椅子に着目し、ラタンを留める機能としての丸芯を意匠へと変えた。また通常とは反対側にラタンを張ることで網目の文様的な美しさを表現。ホテルエントランスやダイニングなどの空間のアクセントとして使用できる。デザインは伊豆川絢子氏。