ニュース2026.07.22
家具インテリアリサイクル協会(FIRA)は、使用済みのスプリングマットレスを解体・分別する「スプリングマットレス解体体験研修会」を6月に、かねたや家具店物流拠点かねたやセンター(千葉県四街道市)と、家具の大正堂物流拠点(東京都町田市)で開催した。
この催しには家具メーカーや販売店の経営幹部や販売・営業担当者ら約50人が参加、ボンネルコイルとポケットコイルの2種のマットレスの解体を体験した。
FIRAでは体験後に参加者からの意見を聴くアンケートを実施し、このほど結果をまとめた。
アンケート結果の概要は次の通り。
①解体体験を通じて参加者の多くが「リサイクルは手間のかかる作業であり、その分の費用には正当な理由がある」ことを実感として理解した。
主な回答要旨=回収してから解体・リサイクルには手間がかかる▽解体は人の手で行っているので、製造と等しく時間と労力を要する▽今の時代、捨てるのではなく資源としてリサイクルするのが当たり前の時代と理解。
②販売・営業担当者の実体験の重要性について、アンケートでは98%が「研修を同僚や部下に勧めたい」と回答、うち63%は「ぜひ参加させたい」という積極的な意向を示した。
回答要旨=耐久性が高いものだからこその解体の困難さを実感。お客さまへも実体験を元に説明できると思った▽作業工程の経験および知識が学びのすべてとなった。
③解体の手間を体感したことで、参加者は顧客からのリサイクル協力費の理解とセールストークへの説明に具体性と納得感を持った。
回答要旨=1つのマットを解体するのに30分かかる▽経験が単なる処分費・引き取り費ではなく、リサイクル協力費として納得いただけるトークにつながる▽リサイクル協力費というワードを出すことで、ただ捨てるわけではないことをご理解いただく説明をしたい。
④マットレスだけにとどまらず、家具インテリア全般のリサイクル回収事業を見据えたFIRAへの理解浸透への取り組みについて。
回答要旨=研修を通じてFIRA の理念(適正な費用負担による持続可能なリサイクル体制の構築)への理解を深める▽会員企業の現場スタッフ一人ひとりがFIRAの活動を実感し、自社の取り組みとして語れる状態をつくる▽マットレス解体体験をモデルケースとし、他の家具品目・他エリアへの展開可能性を示す。
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FIRAでは当日アンケートで得られた高い満足度・推せん意向を、リサイクル協力費の回収実績向上など実際のビジネス成果へとつなげるため、研修1カ月後、3カ月後の継続的なフォローアップを進行中としている。
また第3回のマットレス解体体験研修会を8月7日に東京インテリア佐伯倉庫(栃木県鹿沼市)で開催を予定している。
マットレス解体体験研修会の様子についてはWEB家具新聞6月25日付。
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