ニュース2026.09.12
「内地に比べるとふっくらしているが、やわらかな曲線を描く。それが沖縄スタイル」と話すのは瓜田一さん(Uribou furniture)。
「表情豊かなところが沖縄材の魅力。台風などの厳しい気象に耐え、育った木は、杢も入りやすい。節もいっぱいあるワイルドなものが多いが、僕がここにいるから、この木を使う。だから沖縄の木を使っていきたいと思う」と話す。沖縄の風土とおおらかさを生かしたデザインを意識して家具を作っている。
瓜田さんは、千葉県出身で日本大学生産工学部建築工学科を卒業。沖縄県立芸術大学大学院デザイン科修了後もそのまま沖縄で暮らし、屋宜さんに師事して3年半、家具づくりを学んだ。
「沖縄の人ってとてもおおらかで、優しい。それが造形にも出ている。例えば『グスク』と言われる城の城壁も柔らかな曲線を描いている。琉球漆器に使われる沖縄材のデイゴは分厚く挽いても軽いため、内地の薄い漆器と違って形がぽってりとしている。家具も太い線でデザインされているが、それが沖縄のスタイルだと思う」。
沖縄の木の多様性を知る人はまだ多くはないが「1つでも木の名前を知っていることが大事。県外に出た人が沖縄の木について聞かれた時に、1つでも『すごくきれいな木なんだ』って言えるだけで僕はいいと思う。身近なものを誇りに思ってほしい」と瓜田さんは熱い思いを語った。
「GOOD LIFEフェア」では、リュウキュウマツを使った丸テーブルの新作を披露する。
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