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★モクコレ来場者5300人はもったいない

全国各地の木材と木材製品が並んだモクコレ

 林業を営む会社・団体や木材会社が家具まで作る。その新しい潮流を見られるのは、モクコレならでは。
 木材の川上から川下までの森林循環の大切さを訴えた「Wood ValueCycleゾーン」をはじめ、脱炭素とSDGs、ウェルビーイング、地域の価値向上といった3つのテーマを体験展示した「Wood Solution」、暮らしの中で国産材をどのように活用できるかさまざま生活シーンを空間展示した「Wood Lifestyle」といった3つのゾーンも関係者の評価が高かった。
 林業、木材会社、家具など木材製品製造会社がさまざまな木材活用のデザインと技術を披露したにもかかわらず、来場者約5300人はもったいない。特に3つのゾーンは、多くの一般来場者に見てほしかった。
 ホームページから検索すると出展者の展示内容とプロフィールが分かるようになっていた。いざそれを会場マップに落とし込もうとすると、五十音順のリストがないため、目的の企業を探すのに時間がかかった。
 会場は都道府県別にブースが配置されているため、ビジネスを目的にした来場者のためのマッチングには、もっと力を入れてほしい。さまざまな制約もあるだろうが、一般来場者を呼ぶには、やはり土日の開催が必須ではないか。さらに来場を呼べるモクコレへと進化することを期待する。

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