ニュース2025.07.29
業務用家具メーカーのアダル(福岡市博多区)は7月22日、同社の営業支援サービス「カグポン」サイトに生成AI技術を組み込み、別注家具の3Dデータを高速で自動生成する新機能を搭載したと発表した。
同社によると、ユーザーが手持ちの家具画像や予算を入力すると、AIが近似商品を検索し、該当がない場合は新たに3Dデータを生成して表示する。
また「カフェ用」「木製でシンプル」「直線的なデザイン」などを文章で入力すると、AIが数分で4パターンの家具イメージを提示。選択されたイメージに基づいて顧客への提案が可能になる。
従来、数日を要したデザイナーによる設計やCG制作に比べて、提案までの時間を数分~数時間に短縮し、商談の早期化と受注率の向上、コスト削減や業務効率化に貢献するとしている。ただ、この機能は現在、椅子など脚物家具は構造的な制約により対象外となっている。
同社では、新機能はすでにオフィス、ホテル、商業施設など多様な業種・業態での提案に対応しており、今後さらに対応カテゴリや機能の拡充を図り、家具業界におけるAI活用とサービス向上に努めていくとしている。
★タンスのゲン、コストパフォーマンスに優れた電動昇降デスク発売
ニュース2025.09.08
★「劇場型」コラボスペース発売 くろがね工作所、オフィスの創造的な対話促進
ニュース2025.09.05
★再生皮革で新作ソファ 関家具、CRASH GATEから2製品発売
ニュース2025.09.01
★世界一のレストランを目指せ 家具工房KOMA、新作椅子への取り組み
ニュース2025.08.29
★マルニ木工〝地産地消サウナ〟に挑戦 熊野亘氏デザイン、国産ヒノキ材を使用
ニュース2025.08.27
★トランプ大統領、家具への関税調査開始 内外大手メディアが報道
ニュース2025.08.23
★サイズ、色など幅広く対応 ジョンソンホームズ、アイランド型モジュールソファ発売
ニュース2025.08.22