ニュース2023.08.26
長い歴史を持つ「能」の主役とも言える能面。
展示を了承していただいた能面師の中村光江さんが強調するのは「能面は見る角度によって表情が変わること」で「面を被る人と面そのものが一体となって舞台を創り上げる」。つまり、木を削ることで日本人の感性を刺激する機能を創り出すのが能面師の役割です。
能面づくりは、先人やお師匠さんたちが作ったものの真似から始まります。
やがて真似を乗り越え、いくつもの表情と醸し出すことで文化を担う作品が生み出されるのです。
鑑賞する際、角度を変えて観てください。
プロフィル
1947年 三重県に生まれ、大阪で育つ
1969年 京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)洋画科卒
1983年 能面を習い始める
1990年 能面師 堀安右衛門に師事
本格的に能面制作に入る
1997年 独立
中村光江能面教室を主宰し、現在にいたる
観世宗家をはじめ多数の能楽師に作品を納めている
★【2025飛騨の家具 飛驒産業】「森のことば」に次ぐ国産広葉樹を活用した新作
ニュース2025.06.30
★【2025飛騨の家具 シラカワ】デザイン性と実用性を兼ね備えた「進化系チェア」
ニュース2025.06.30
★「日本の家具」の未来を語る 飛騨の家具フェスティバル トークショー
ニュース2025.06.30
【銀座英國屋 ・小林英毅社長 後継者へのメッセージ⑨】後継者の就職先は自社を推奨
ニュース2025.06.30
★収納ベッド6割が「満足」だが課題も山積 インテリアオフィスワン調査
ニュース2025.06.30