ニュース2020.09.08
総合インテリア販売の大塚家具(本東京都江東区)はこのほど、コロナ禍における新しい生活様式の中での睡眠に関するインターネット調査を実施し、結果を公表した。
調査結果によると、使用しているベッド(マットレス)の満足度は20代が85・1%と最も高く、次いで60代が82・1%だった。対照的に30代~50代の満足度は低く、20代と比較して30代はマイナス17・4ポイント、40代はマイナス9・3ポイント、50代ではマイナス11・2ポイントとなった。同社では、コロナ禍における生活様式の中で、働き方の変化を現場で求められている中間管理職や、育児などに追われる共働き世帯が多い30代~50代、特に30代の満足度が突出して低いという結果から、働きざかりのストレスを感じやすい世代が、使用するベッドの満足度を上げ、睡眠の質を向上させることが課題としている。
次に、コロナ禍で家で過ごす時間が増えた結果「今よりも良いベッド(マットレス)が欲しい」と答えた人が全体の56・0%を占めた。同社では、多少高額を投資しても、より良いベッドを購入して睡眠の質を上げたいと考える人が増えているようだとしている。
さらに、ベッドの使用年数と満足度の関係では、使用年数10年をピークに満足度が低下傾向にあることから、購入から10年がベッドの機能的な寿命であり、買い替えのタイミングと考えることができるとしている。
また、現在使用しているベッド(マットレス)を購入した際、「直接試して購入した」人の満足度は84・6%と高く、「試していない」人を15・5ポイント上回った。インターネットでベッドを購入する人が増加する中で、実店舗で直接性能を試した人の方が満足度が高いことがわかったとしている。
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