ニュース2026.06.24
カリモク家具(愛知県知多郡)は6月23日、スギを主材とする新コレクション「MORIWA」を7月1日に発売すると発表した。新製品はタスクチェア、サイドチェア、テーブル、ベンチなど6製品で、7月上旬から順次、全国のショールームでの展示を予定している。同社では創業以来、広葉樹を主材とした家具を製造してきたため、スギ材のコレクションは初めてという。
同社によると、MORIWA開発の起点となったのは野村不動産グループが2022年から取り組む「森を、つなぐ」東京プロジェクト。これまでバイオマス燃料として燃やされていた針葉樹の小径・節有材を家具材として活用する取り組みで、カリモク家具と野村不動産グループ、建築家でプロダクトデザイナーの芦沢啓治氏を交えた3者によって開発された家具は、2025年度グッドデザイン賞を受賞した。
MORIWAは、この取り組みを全国の地域材活用へと広げていくコレクションで、スギの柔らかさと軽さという特性を生かしながら、広葉樹との組み合わせによって必要な強度を確保。節を素材の表情として取り込み、日常使いに耐える品位と針葉樹ならではの風合いを両立しているという。
オフィスや商業施設、公共空間などのコントラクト用途に向けた展開を主軸のひとつとして位置づけているが、こうしたプロジェクトでは地産材の活用を仕様要件とするケースも少なくない。同社では全国各地で伐採される木材を産地・材種ごとに管理しており、各地域の針葉樹材との連携を通じた対応も視野に入れているという。
今回発売されるMORIWA製品は次の通り(デザインは芦沢啓治氏、価格は税込み)。
◇Arm Chair=特徴的な広い背もたれに、針葉樹の美しい木目が映えるアームチェア。立ち座りのしやすさにも配慮した設計で、2脚までスタッキング可能。主材はスギ。サイズは幅560×奥行き550×高さ785㍉。座高470㍉。13万2220円。
◇Task Chair=アームチェアのデザインを継承し、機能的なキャスター脚を採用したタスクチェア。主材はスギ。サイズは幅655×奥行き625×高さ780~850㍉。座高430~500㍉。価格は16万380円。
◇Side Chair=直線的な脚に丸みのある背や座を合わせたシンプルで温かみのあるアームチェア。座面には高密度ウレタンを採用。2脚までスタッキング可能。主材はスギ。サイズは幅470×奥行き485×高さ760㍉。座高470㍉。11万3300円。
◇Table=豊富なサイズバリエーションを持つ汎用テーブル。角を丸く仕上げ、天板のテーパー加工によるすっきりとした印象が特徴。主材はスギ、クリ。サイズは1~2人掛けが幅900×奥行き900㍉。4人掛けが幅1500×奥行き900㍉。6人掛けが幅1800×奥行き1000㍉。幅2100×奥行き1100㍉。幅2400×奥行き1200㍉の計5サイズ。高さは720㍉。価格は25万7400円~44万円。
◇Round Table=天板のテーパー加工によりすっきりとした印象の円形テーブル。スギ、クリを主材にスチール脚を採用。サイズは天板の直径600㍉と900㍉。高さは720㍉。18万4800円~26万4000円。
◇Bench=人が集まる場所で活躍し、エントランスでの来客スペースや、空間を彩るディスプレイのような使い方も可能。主材はスギ。サイズは幅1300×奥行き400×高さ420㍉。17万2700円。
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