ニュース2026.05.03
家具マーケットにご来場のお客さまは、バーコードのついた名札を着用されます。各ブランドの受付で、バーコードをスキャンし、その州の担当セールスレップを呼び出すためです。
お客さまのファッションを拝見すると「この方は南部の方だな」とか「この方はノースウェストの方かな?」と思うことがあります。
アメリカは、ご存じの通り、東海岸から西海岸までで4つのタイムゾーンがあり、ニューヨークとロサンゼルスでは3時間の時差があります。日本で例えると、バングラデシュまでの距離と時差だそうです。 ですから、アメリカは州ごとに、ファッション感覚や、インテリアの好みも結構違います。
お客さまで明るいファッションや大きめのアクセサリーをお好みの方は、カリフォルニアやフロリダなど海岸部の暖かい地域の方が多く、インテリアのお好みも、個性的なインテリア小物を多く選ばれるように思います。
明るい太陽の下でも色あせないような石の素材のアウトドア商品や、装飾が多めなデザイン、ファブリックでもお楽しみがあるようなデザインをお選びで、確かに南部の州を訪れると、住宅やホテルの装飾の感じが、私の住むシアトルとは全く違い、コースタル(海辺の)インテリアスタイルや、BOHOと呼ばれる自然派スタイルが多いように思います。
一方、私の住んでいる北西部は、緑豊かで雨も多く、シアトルグレーと呼ばれる、少し青みと緑みのかかったグレーが内装にも好まれて、落ち着いた感じです。また、ミニマリズムなインテリアが好まれます。
西海岸の大都市は高騰する住宅事情で、住宅サイズが小さくなっている背景もあり、明るめグレーや白、モノトーンに近い色で、ミニマルなシルエットのもの、小さくても機能的な家具が人気のように思います。広さより高さを強調する縦型ミラーやウォールデコレーションでの演出など、地域によってインテリアデコレーターの腕の見せ所が違うのがアメリカならではの面白さです。
ともこ・ぼあまん 米Uttermost社とCaracole社の日本セールスレップを兼任。札幌出身。シアトル在住30+α年。米国のトレンドは二人の大学生の娘たちから仕入れている。アメリカ人夫と共に、Killer Whale(シャチ)をシアトルの海岸から探すのが最近のお楽しみ。
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