ニュース2024.06.14
昭和29年。
まさに日本の高度経済成長がスタートする年に家具新聞は創刊されました。
当時、結婚式を控えた女性の家には、新生活の家庭を飾るさまざまな家具が披露されていたものです。
新しい家具は、新しく幸せな生活を象徴するものでした。
それから70年。
高度経済成長は過ぎ去り、長い不況を経て「令和」にたどり着きました。
この年月を経て、家具の位置付けも大きく変化してきました。
どの町にもあった家具屋さんや、結婚式や転居などの人生の節目に求められた「新しい家具」のニーズも昔とは大きく変化しました。
しかし、家具新聞社はこのような時代を単純に「停滞の時代」とは考えません。
むしろ「見直しの時代」だと考えます。
この見直しは、本来日本人が長い歴史の中で育んできた生活の見直しを意味します。
現在の家具業界でも「森林環境税」による国産材の見直しや少子高齢化への対応などが今後の日本の重要課題となっています。このような事態を重視して動きを始めた企業や団体が家具業界で見えはじめました。
家具新聞は、このような動きを積極的にバックアップすることが業界紙の役割だと判断しています。
その具体的な行動が「国産材の情報」と「多角的視点での情報」の収集と紙面への掲載です。
そのためには、あえて家具業界だけの視点ではなく、国産木材やオフィス家具の動向、さらに他の情報媒体との提携などを積極的に進め、紙面を通じて「課題提示と提言」を積極的に掲載していく道を選びます。
70周年は、多くの読者の皆さまに時代に即したメリットをお知らせする媒体としてスタートをいたします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
家具新聞社代表取締役 小田部 亨
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