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★伝統工芸品の輸出を支援 ジェトロ「TAKUMI NEXT 2023」190社を採択

 日本貿易振興機構(ジェトロ)はこのほど、日本各地の魅力ある工芸品、伝統工芸品、日用品などの輸出を総合的に支援する事業「TAKUMI NEXT(タクミネクスト)2023」に、過去最多の190社・団体を採択したと発表した。
 この事業は次世代を担う「匠」企業の海外販売を経営・販売・広報面から支援して、地域資源を活用した高付加価値商材の海外販路拡大を目指す通年プログラム。
 家具関連ではカリモク家具(愛知県、家具製品)、ウエスティ工業(滋賀県、寝具)、大東寝具工業(京都府、寝具)、谷口・青谷和紙(鳥取県、照明・和紙製品)などが選ばれた。
 ジェトロでは、来年2月までに海外バイヤーとのオンライン商談を随時実施するほか、海外目線での産地・商品のストーリーの組み立て、SNSでの発信の仕方などを議論するグループディスカッションを通じて全国の「匠」企業の横のつながりを形成、日本の地域産品を海外に発信していくとしている。
 また本年度は初の試みとして、米国でD2Cブランド向けに店舗小売サービスを展開するショーフィールズと連携し、ニューヨークでのテストマーケティング実施を予定している。
 ◇海外バイヤー向けの広報事業として設けられたTAKUMI NEXT特設WEBページ

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