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★「働く」×「暮らす」を横断するオフィスを提案 飛騨産業、オルガテック東京で

飛騨産業ブースの展示イメージ

 飛騨産業(岐阜県高山市)は、4月26日から東京ビッグサイトで開催されるオルガテック東京2023に、国産のナラを使用した「SUWARI」シリーズや、圧縮スギを使用した「KASANE」、笠木部分に木の枝を使用した「kinoe」など、国産材を活用した商品を中心に出展すると発表した。
 展示ブースは建築家の武田清明氏による設計で、閉じた箱のようなオフィスでも豊かな「暮らす」時間を生み出せるよう自然に包まれた居場所をイメージして設定するという。
 同社によると、展示コンセプトは「働く」×「暮らす」を自由に横断するワークスタイル。これまで「働く」時間だけだったオフィスに、武田氏が設計した植物プランターを棚状に立体化した「緑の間仕切り」のほか、ダイニングチェアやロッキングチェアを配置し、本を読む、料理をする、食べる、寛ぐ、ワインを楽しむといった「暮らす」時間をつくり出す「スモールリビング」を提案する。
 武田氏は、隈研吾建築都市設計事務所の設計室長を経て2019年に武田清明建築設計事務所を設立。都市の中で自然を感じる空間や自然の中で未来を感じる空間、都市から自然豊かな地域への移住、他拠点での暮らしなど、閉じた箱でなく自然に開いた暮らし方のデザインを追求している。
 オルガテック東京2023は4月26日~28日、東京ビッグサイト西展示棟。同社ブースは西2ホール「H―68」。

展示されるSUWARI(原研哉氏デザイン)
ASANE(清水慶太氏デザイン)
kinoe(貝山伊文紀氏デザイン)

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