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★家具2大産地IFFTで競演① 旭川・飛騨10年ぶり合同展示

旭川家具工業協同組合の藤田哲也理事長㊧と、協同組合飛騨木工連合会の白川勝規代表理事㊨

 旭川家具工業協同組合と協同組合飛騨木工連合会は、2月28日から3月3日まで東京ビッグサイトで開催される東京国際家具見本市(IFFT2023)で合同展示を行い、両団体から16社が出展することを明らかにした。両団体の合同展示は10年ぶり。日本の木製家具の認知度向上を目指して2産地が手を組んでアピールするとしている。

広葉樹活用や家具用革ブランドをアピール

 ◇旭川家具工業協同組合・藤田哲也理事長の話
 IFFT2023に当組合から7社が出展します。今回、日本を代表する家具産地の飛騨木工連合会との合同出展により、お互いの産地ブランドの訴求を行います。環境問題にも配慮して、展示什器の再利用を行うことにより環境への負荷を削減する取り組みも行います。また、旭川では以前より取り組んでいる北海道産広葉樹の活用を目的とした「ここの木の家具・北海道プロジェクト」のさらなる推進や、北海道産の上質な原皮を活用した家具用革である「Hokkaido Leather」の発表を予定しています。ぜひ会場までご来場いただき、両産地のさまざまなブランドをご体感ください。

SDGs軸に、これからのインテリアを発信

 ◇協同組合飛騨木工連合会・白川勝規代表理事の話
 当連合会は9社が出展します。今回は私どもと同じ方向を向いて業界をリードしておられる旭川家具工業協同組合と再びタッグを組むこととなりました。1200平方㍍を超える最大級の展示スペースで、SDGsの考えを軸にした、これからの日本のインテリアを発信していきます。家具インテリア業界だけにとどまらず、多く異業種の皆さまのご期待にも沿える提案を見にぜひご来場ください。

 出展社と製品紹介【旭川家具工業協同組合㊤】

 ◆ガージーカームワークス=木、石、革などの天然素材を用いた家具を展示し、建築付随の特注家具への対応や、ものづくりを楽しみと挑戦する姿勢、製品のクオリティを表現。設計事務所、建築家、デザイナーらに向けて東京事務所(CEDO)とともに現場取り付けやアフターサービスまでを含めてアピールする。
 ◆カンディハウス=パーソナルな空間づくりを可能にする「フラン」や、日本の美意識を表現した「AIMA」シリーズの新リビングモデルを中心に、人気の高いダイニングセットや収納を含め、心地よい暮らしをトータルに提案。また、新作のリーディングスツールやデザイン性の高いチェアーの復刻など、コントラクト市場へ向けた空間提案も。
 ◆ササキエ芸=昨年「supernova(スーパーノヴァ)」、「pirkamonrayke(ビリカモンライケ)」の2ブランドを立ち上げた同社が、デザイナーに石橋忠人氏を迎え、暮らしをバリューアップするデザインと機能性を兼ね備えた木工クラフトブランドでオフィシャルコレクションのリニューアルに挑戦する。

キャビネット(ガージーカームワークス)
フランリビングイージーチェアー(カンディハウス)
Figs massager、MAHUTA lamp、Duplex pen holder(ササキエ芸)

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