ニュース2022.01.07
TriValue(埼玉県さいたま市見沼区)は1月7日、これまで関東1都6県を中心に提供してきた家具共同配送サービスを、2月1日から東北・東海エリアなどに拡大すると発表した。各エリアの配送事業者を同社システムで接続することで、家具共同配送サービスを統合されたインタフェースより利用することが可能になる。また、今回の配送エリア拡大と併せて同社では、貨物追跡システムの提供を開始する。配送登録時に発行される伝票番号を元に、受注状況、配送予定日、配送ステータスが確認できるという。
新たに追加されるエリアは、東北6県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)と岐阜県、静岡県、京都府、兵庫県の計10府県。
同社では先月、中京・関西エリア6府県で1月8日からのサービス開始を発表しており、今回の追加発表で同社の家具配送ネットワークは、東北から関西までの22都府県に拡大する。
共同配送サービスの特徴について同社では▽家具配送に特化した配送事業者をつなぐ高品質な家具配送サービスを提供▽利用者へ各エリアの配送キャパシティのリアルタイムな公開▽配送登録と同時に顧客が選択した配送日、配送時間帯で配送を確定▽郵便番号単位で配送可能日、配送可能時間帯を制御し、配送事業者の負担軽減―などを挙げている。
家具販売のEC化が進み、より広範囲への家具配送サービスへ期待が高まっている半面、大型家具の配送サービスは、特化した搬入と組立技術を必要とすることから、人材の育成には時間がかかるなどの課題を抱えている。
同社では各エリアの配送事業者を受注管理システムでつなぎ、ひとつのネットワークとして提供することで家具メーカー、家具小売事業者のEC化に貢献していく方針。
また、受注管理システムとTMS(輸配送管理システム)を連動し、配送事業者の負荷を削減しながら顧客の利便性の向上と、データ連携も含めたオペレーションコスト削減の仕組みを提供し、今後もエリア拡大を含め物流とITを融合し、サービス強化に取り組んでいくとしている。
同社は、TAKADAと伊藤忠テクノソリューションズの合弁会社として20年6月に設立。インテリア系大型商品の配送事業者として家具メーカーや小売業に、宅内設置を伴う宅配サービスを軸に配送や倉庫を含めた総合的な物流サービスを提供している。
問い合わせは同社営業部(電話048・681・5553)。
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