ニュース2021.11.10
天童木工(山形県天童市)は11月4日、事務機器メーカーのコクヨが取り組んでいる新たな木製家具ブランド「yuimori(ユイモリ)」に技術パートナーとして参画する方針を明らかにした。
発表によるとyuimoriブランドでは、国産木材などの素材活用を進めるとともに、素材ごとに分解可能な設計によってリサイクルや適切な廃棄ができる製品を通じて、自然共生社会への貢献を目指す。
新ブランドでは、建築家で家具デザイナーの芦沢啓治氏がデザインとディレクション担当する。
コクヨは2006年に高知県で森林保全活動「結の森プロジェクト」をスタートしたが、天童木工ではこれに賛同して、yuimoriの製品化に向けて同社の独自技術Roll Press Wood(RPW)を提供する。
結の森を保全するために間伐したヒノキを、RPW技術により圧密した合板を立体的に曲げて家具部材に成形する。構造体と成形合板を組み合わせることで、力強いフォルムとシンプルなデザインを追求し、幅広い空間に調和する製品を目指すとしている。
新製品はこのほどコクヨ東京ショールームでプロトタイプの展示が始まった。製品の発売は来春を予定しているという。
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