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★マリオ・ベリーニ「Camaleonda」ソファが進化して復活 22日から展示

Camaleondaソファ
モジュールのフックを付けたり外したりしてデザインを変更できる

 プロジェットエイティワン(東京都港区)はこのほど、Camaleonda(カマレオンダ)ソファの新作を10月22日から東京都港区のB&B Italia Tokyoで展示すると発表した。
 同社によるとカマレオンダソファは、1970年に発表されたマリオ・ベリーニ氏デザインによるモジュールソファ。同氏の作品は建築とデザインの統合に特徴があり、カマレオンダの登場によって、建築的要素として意図されたソファが、インテリアと空間全体を変えることを世界に示したという。
 カマレオンダの基本的な特徴は、モジュール性にあり、各エレメントがそれぞれの要素として機能するとともに、その幾何学的な性質が屋内の環境を決定付けること。シート、バックレスト、アームレストのフックを着脱することで、空間を移動させてデザイン変更を楽しむことができる。
 今回の復刻は、B&B Italia研究開発センターとベリーニ氏のコラボレーションにより実現。オリジナルの作品に忠実に90㌢×90㌢のシートモジュールを保つため、バックレストとアームレストのサイズも当時のテンプレートが復元された。
 変更されたのは①パッディングが全面的に見直され、オリジナルよりさらに快適となった②ケーブル、フックとリングは現代の革新的なシステムで新たに再生された③多様な張地の組み合せでさらに豊富なバリエーションを提供―など。
 さらに今回の復刻版の大きな要素となったのは持続可能性と循環性で、リサイクルされた素材とリサイクルが可能な素材を多数採用したという。
 ソファCamaleonda(カマレオンダ)展示は10月22日~11月3日、B&B Italia Tokyo(東京都港区北青山2―5―8、青山OM―SQUARE2階ロビー、電話03―3401―3837)。

Camaleondaソファ
カマレオンダとの組み合わせにベリーニが追加デザインしたスツール、コーヒーテーブル「Gli Scacchi(リ・スカッキ)」

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