ニュース2026.06.28
ルームクリップ(東京都渋谷区)は6月23日、法人の家具調達に関する実態調査を公表した。それによると家具調達時の受発注ミスについて、担当者の8割超が身近に起きていると認識しており、電話とFAXが残る現場で、ミスをしたことのある経験者ほどオンライン化を望んでいることがわかったとしている。
この調査は法人向けスマート造作家具サービス「SITURAEMON(シツラエモン)」を運営する同社KANADEMONOカンパニーが、オフィスや商業施設の家具の選定・調達に関わる法人担当者を対象に、今年5月にインターネットによるアンケートを行ったもので、回収した300件のうち264人から有効回答を得たという。
調査結果によると、受発注ミスで最も多いのはサイズ・寸法の伝達ミスが29・2%。次いで仕様変更の連絡漏れ24・6%、数量の誤発注24・2%と続いた。いずれも口頭や手書きで、ミリ単位の仕様をやり取りすることから生まれたミスだった。
受発注の手段を聞くと、問い合わせフォームやメール、WEB・ECの発注システムが合わせて4~5割で主流になっているが、電話やFAXも46・2%。これを建設業に限ると56・5%と半数を超え、設計や施工の現場に近い業種ほどアナログ手段に頼っている傾向が出た。
アナログ起因の受発注ミスを、見聞きを含め86・0%の人が認知し、自ら経験した人も63・6%に上った。
ミスを経験した人の66・7%がオンライン化に前向きで、未経験者29・2%の2倍を超えた。
同社では受発注にアナログが残る背景として、家具はサイズや素材、仕上げを、そのつど擦り合わせて決める取り引きが多く、図面と電話でやり取りする慣習が長く続いてきたこと。また扱う製品の幅が広く、中小のサプライヤーが多いことも重なって、受発注のやり方が標準化されないままになっているとしている。
これに対し同社が運用するSITURAEMONは、設計施工会社や卸向けの法人専用スマート造作家具サービスで、1㌢単位のサイズ指定や価格の確認などをすべてWEB上で完結させることで、伝え間違いの起きない受発注を実現しているという。
詳細はSITURAEMONサイト。
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