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★家具・家電「買い控え」が5割 クラス調査、物価高の影響続く

 家具と家電のレンタル・サブスクサービス「CLAS」を運営しているクラス(東京都目黒区)は3月13日、春の新生活における家具・家電事情についてのアンケート結果を公表した。それによると物価高が続く中、この1年間に家具・家電の購入を見送った人が全体の約半数にのぼったことがわかった。
 調査は2月15日、同社のCLASサービス提供地域(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・兵庫)の18歳から49歳の男女1000人を対象にインターネットを通じて実施された。
 調査の結果、家具・家電の購入を見送ったと答えた人は48・5%で、2023年調査の49・8%からは減少したが、依然約半数の方が家具・家電を買い控えていることが判明した。
 男女別で見ると購入を見送った人の割合は男性53・2%、女性43・8%で、半数以上の男性が買い控えている傾向にあることがわかった。
 年代別では40代男性が最も多く、62・7%が購入を見送ったと回答した。
 購入を見送った理由については「欲しい家具・家電の価格が高い」という回答が37・5%で最も多く、次いで「買う予算がない」33・2%、「現在使っている家具・家電で満足している」14・6%の順で、価格や予算の都合で見送っている人が多いことがわかった。
 一方で「物を増やしたくない」13・2%、「使用感などを試してから購入したい」10・7%という回答も一定数あり、同社では使ってみてから返却・交換・購入ができるサブスクサービスの利用を提案している。

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