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★空間デザインからユニフォームまでのワン・ストップ・サービスを提供

各社の若手代表として取り組みを説明する。右から住商モンブラン宮澤勇伎氏、住商インテリアインターナショナル岩間慎太郎氏

 住商インテリアインターナショナル株式会社(東京都千代田区)と住商モンブラン株式会社(大阪市中央区)は2月6日、住友商事のグループ企業として双方のネットワークを活かした新たなコラボレーション事業を開始した。
 顧客のニーズに合わせてデザイン、クオリティー、コストの調和を図り、理想的な空間やインテリア商材を提案する住商インテリアインターナショナル(SII)と、「白衣」を原点に多種多様な現場で働くプロフェッショナルを支えるユニフォームメーカーの住商モンブラン(SMB)が、ホテルやオフィス、飲食店や小売店などの店舗、クリニックなどの医療施設をターゲットに顧客のブランドイメージを具現化するためのデザインと機能性を兼ね備えた空間デザイン、ユニフォーム、ノベルティまで総合的に提案し、ワンストップで提供するといったサービスだ。
 具体的には、両社で顧客から空間のブランドコンセプトをヒアリングし、インテリア商材やオリジナルユニフォームのデザインなどを構想する。加えて各顧客先で使用していたユニフォームを回収し、廃材をリサイクルしたユニフォーム製造や古紙とユニフォームの繊維を混合した再生材を用いたノベルティ製作などの取り組みで連動していく。
 今回は両社の若い世代が、展示会企画から事業提案まで行った。SIIの岩間慎太郎氏は「新たな取り組みを若手で担えた事は自信につながった。また互いの強みを生かすことで、より効果的にブランディングの推進ができると思う。今後は2社が積極的に協力し、双方の売上拡大につながる空間のデザインを提供していくことで、人手不足解消や従業員満足度の向上といった課題の解決を図っていきたい」と意気込みを見せた。

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