ニュース

★人と森がつくるこれからの暮らしを提案 「IFFT2024 東京国際家具見本市」開幕

エントランスを飾る日本家具産業振興会による企画展示

 「IFFT2024 東京国際家具見本市」(一般社団法人 日本家具産業振興会、日本経済新聞社主催)が3月12日、東京ビッグサイト東7ホールで開幕した。15日までの4日間、旭川、飛騨、福岡、静岡、徳島など家具産地のメーカーをはじめ50社(200小間)が出展している。13日午後2時から、日本家具産業振興会会長の岡田贊三氏らが登壇して「日本家具産業振興会の現状とこれから」をテーマにしたセミナーが行われる。
 日本家具産業振興会(日家振)によるエントランスの企画展示が今回の大きな見どころ。テーマは「人と森がつくる、これからの暮らし。」。ウッドチップを敷き詰めた空間に、国産材などを使った各社のサステナブルな家具が緑に溶け込むように展示され、人と森がつくるこれからの暮らしを提案している。
 エリア内に設けられた「プレミアム ファニチャー・ラウンジ」では、環境に配慮された森の木を使い、人の技術と手仕事で見事に造形された家具に座って、触れて、体感することができる。
 参加企業は、カリモク家具、カンディハウス、起立木工、コクヨ、シラカワ、日進木工、飛驒産業、冨士ファニチア、フランスベッドの9社。
 各社の展示ブースでは、商業施設やホテル、レストラン、公共施設向けのコントラクト家具やホームユース家具が展示された。ファブリックやテーブルウエアなど関連製品を加えた空間デザインの提案も見どころの一つ。
 会場の最奥に進むと「サステナブル/ウェルビーイング展示」の企画展示ゾーンがある。「サステナビリティ(持続可能性)」「ウェルビーイング(心身の健康と幸福)」「デジタルテクノロジーの活用」をキーワードにした家具、素材、設備、加工技術、ソフト・アプリなどのインスタレーション展示が展開される。
 デザイナーズギャラリーSOONでは、国内外の次世代デザイナーを紹介。これからのインテリアと家具の新しい潮流や可能性が提案される。アルチザン・ギャラリーは、個性豊かなオーダーメードインテリアが並ぶ。 会場では、技能五輪全国大会の金・銀受賞者選手による家具製作のデモンストレーションが行われる。
 セミナーは最終日まで連日開催される。15日の家具インテリアリサイクル&リニュー協議会副会長、西弘信氏の「廃棄される家具をゼロにしたい! 家具業界が団結!本気の再生循環プロジェクトが始まった!」が注目される。
 初日の12日は、林野庁木材利用課の石飛法子氏による「暮らしの中のウッド・チェンジ」、建築家の芦沢啓治氏による「建築家と家具メーカーと空間」をテーマにしたセミナーが行われた。
 13日は日本貿易振興機構(ジェトロ)による「新輸出大国コンソーシアム」、14日はプロダクトデザイナーの山本大介氏による「マテリアルサイクルとSDGs時代の家具製作の可能性」のセミナーが行われる。
 インテリアコーディネーターによる特別セッションも最終日まで連日開催されている。
 IFFTは日本経済新聞社が主催する「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」の一環として、「JAPAN SHOP」など8展示会と同時開催される。東京ビッグサイト東西展示棟にわたって開催される日経メッセ全体の開催規規模は、1201社・団体(3121小間)となっている。

ニュースの最新記事