ニュース

★ブルレック兄弟らによる新作テーブル発売 飛驒産業、都内と飛騨高山で展示

Neiテーブル
Miauテーブル

 飛驒産業(岐阜県高山市)は、フランス人兄弟デザイナー、ロナン・ブルレック氏とエルワン・ブルレック氏による新作「Nei テーブル」と、デンマークのガムフラテージスタジオによる「Miauテーブル」の国内販売を10月20日スタートすると発表した。これに合わせて製品展示が、10月20日から東京都内で、21日からは飛騨高山市で予定されている。いずれも2022年にミラノでローンチされたグローバルブランド「KOYORI(コヨリ)」ブランド製品。
 同社発表の製品概要は次の通り(価格は税込み)。
 ◆Neiテーブル=シンプルな構造でありながら天板と脚との接合部の独自性と、脚の有機的な曲面に調和した天板形状が特徴。
 伸縮の影響を受けやすい無垢天板を支える4本の脚を幕板や樌(ぬき)で繋がず、独立した構造にすることで意匠性を保ちながらその課題に応えた。
 天板は円形と長方形の2タイプ。円形は直径120㌢×高さ74㌢、価格36万8500円。長方形は幅160~220㌢まで4サイズで、奥行き90㌢×高さ74㌢は共通。価格は36万3000円~44万円。素材はいずれもホワイトオーク。
 ◆Miauテーブル=ガムフラテージが昨年発表したMiauアームチェアシリーズに加わった重厚感のあるテーブル。無垢材の天板と脚が溶け込むように繋がったデザインが特徴で、シームレスな接合を実現するために木部の緻密な切削加工と精度の高い接合技術が必要だったという。
 脚は上部から下部にかけてテーパー加工され、無垢材を削り込むことで美しい木目を出している。
 天板はオーバル形と長方形の2種類。オーバル形は幅220×奥行き103×高さ74㌢。素材はホワイトオーク(48万4000円)とウォルナット(53万9000円)。長方形は幅160~200㌢の3サイズ。奥行き90×高さ74㌢は共通。素材はホワイトオークとウォルナットで、価格は37万4000円~50万6000円。
                   ◇
 展示会場と日程は次の通り。
 ◇CIBONE(東京・表参道、電話03・5537・3101)10月20日~11月5日(DESIGNART TOKY O2023期間中)。
 ◇同社HIDA高山店、森と暮らしの編集室(岐阜県高山市、電話0577・36・1110)10月21日~25日、飛騨の家具フェスティバルに合わせて展示される。

Neiテーブル(円形)
4本の脚が独立した構造のNeiテーブル
天板と脚の繋がったデザインが特徴のMiauテーブル

ニュースの最新記事