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映えるカリモク製品、新たな横顔 新横浜、インテリアコーディネーター初コラボで起きた「化学反応」

「ジャパンディ」のチェリーとブラックカラーの組み合わせ
神奈川インテリアコーディネーター協会会長の松本さん

 カリモク家具は神奈川県の新横浜ショールームにこのほど、神奈川インテリアコーディネーター協会(KICA)とのコラボレーションによる展示ブースを設けた。同社の担当者も舌を巻く、コーディネーターならではの目線でセンスが光る展示が繰り広げられた。
 展示は北欧と和のテイストをミックスした「ジャパンディ(JAPANDI)」とスウェーデンのコーヒーブレーク「フィーカ(FIKA)」の2つのテーマに分かれ、それぞれのテーマに沿った家具が選ばれている。
 KICA会長の松本郁里さんをはじめ、山本直子さん、永田奈津恵さん、飯島圭子さん、穴井真梨乃さんの総勢4人のベテランと若手インテリアコーディネーター(IC)が参加した。
 カリモク家具新横浜ショールーム副参事の鳥飼誠也さんが、今年20周年を迎えたKICAに情報発信の場を提案したことがきっかけとなり、同協会の賛助会員も協力することになった。2月15日から21日までお披露目が行われ、半年間は継続して展示される。
 幼い子どもとマンションで暮らす30代夫婦を想定した「ジャパンディ」は、チェリーのテーブルに、ブラックカラーの椅子をコーディネートした。鳥飼さんが「カリモクだけでは、この組み合わせは想像できない」というものだった。しかし、結果を見て「これもありだね」と社内のスタッフたちをうならせた。松本さんは「壁紙やブラインド、照明などのトータルイメージがあるからこそ、いつもと木材を変えても統一感を出せる」と説明した。
 ICとのコラボは、同ショールームにとっても初めての経験だった。鳥飼さんは「ビジネスというよりもKICAさんの認知度を高め、来訪者の暮らしに役立つ情報を提供することが目的」とコラボブースの経緯を語った。
 「社内にもコーディネーターはいるが、外部の違う切り口を求めた結果、まさにその期待にかなったブースが実現した。まるで化学反応のようなものが起きて、社員のモチベーションアップにつながった」とコラボ効果を嬉しそうに話した。

トータルイメージのなかで統一感を出している
メープル材で50代夫婦の戸建て暮らしの楽しさを演出した「フィーカ」
裁縫など「奥様の趣味のコーナー」として石巻工房 by Karimokuのデスクを置いた

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