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★国産材100%住宅に特別優遇金利住宅ローン ケイアイスター不動産グループ

規格型平屋注文住宅IKI
カーザロボティクスの展示場のモデルハウス。ウッドデッキやフェンスに群馬県産材を使用

 ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は11月1日、グループ会社のカーザロボティクス(群馬県高崎市)が主力商品として販売している規格型平屋注文住宅「IKI(イキ)」に、環境配慮型住宅ローン商品「国産材割」の取り扱いを開始したと発表した。
 同社によると、カーザロボティクスは2021年4月にIKIに使用する木材を100%国産材に仕様変更。これにより往信SBIネット銀行が提供する環境配慮型住宅ローン商品の国産材割が利用可能になった。
 国産材割は、日本木造分譲住宅協会(木分協)が発行する国産材使用割合証明書で国産材を95%以上使用していることが確認できる新規購入住宅の住宅ローン金利を年0・05%引き下げることができる仕組み。
 ケイアイスター不動産は昨年4月、木分協設立に参画し、国産木材の利用促進や脱炭素社会実現に貢献できる住宅の提供を目指している。
 規格型平屋注文住宅IKIの特徴について同社では①シンプルでコンパクトな暮らしをデザインの基軸とする②16帖以上のリビングを備え、勉強やリモートワークに役立つスタディーカウンターを標準で設置③各方位に適応する玄関ユニットにより、住宅の外枠を変えることなく自在に間取りを変更できる―などをあげている。建物本体価格は17坪(約57・9平方㍍)で税込み649万円から。
 商品名の「IKI」は、かつて平屋が中心となっていた江戸時代に生まれた日本の生活美意識「粋」から、思いきり自分らしく粋に暮らして欲しいという思いを込めているという。

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