ニュース

★ウッドデザイン賞2022募集開始 分野拡大など新たな顕彰制度に変革

 日本ウッドデザイン協会(隈研吾会長)はこのほど「ウッドデザイン賞2022」の作品募集を開始した。この賞は、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的として、優れた建築や製品、活動、研究などを表彰する制度。同協会によると今回から、表彰部門の審査ポイントの変更や、対象分野の拡大、1作品で複数分野への応募が可能になるなどの変更が加えられた。

 ■1作品で複数分野に応募可能

 ウッドデザイン賞の変更点は次の通り。
 ◇3つの表彰部門(ライフスタイルデザイン部門、ハートフルデザイン部門、ソーシャルデザイン部門)の審査ポイントを社会課題の状況を合わせて刷新。
 ◇これまでの4分野(建築・空間・建材・部材分野▽木製品分野▽コミュニケーション分野▽技術・研究分野)に「技術・建材分野」を加え全5分野に拡大。
 ◇全分野カテゴリとして「新領域」を設定。1つの作品で複数分野への応募が可能。
 ◇木材利用の多様化を踏まえて「最優秀賞」を複数点、選定の予定。
 ◇第一次審査への参加は無料。第一次審査を通過し、第二次審査進出の作品はエントリー料(一般5万5000円)が必要となる。

 ■応募受付期間は7月31日まで

 ウッドデザイン賞2022の応募対象は「建築・空間、技術・建材、木製品、コミュニケーション、調査・研究など木に関するあらゆるモノ・コト」となっている。
 スケジュールは、7月31日18時・応募締め切り▽8月18日・第一次審査結果通知▽8月19日~31日・第二次審査申請(書類)▽9月14日~28日・第二次審査▽10月6日・ウッドデザイン賞(入賞)発表▽11月9日・最優秀賞、優秀賞、奨励賞など発表▽12月7日~9日・エコプロ2022で表彰式、展示、セミナーが予定されている。
 応募要項は「ウッドデザイン賞」公式ウェブサイトからダウンロードできる。

ニュースの最新記事