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★顔の見える木材での快適空間づくり事業 全国木材組合連合会が8事業者の取り組みを公開

顔の見える木材での快適空間づくり事業の報告サイト。㊦は同事業の解説サイト

 全国の木材・木製品製造流通会社、約1万6000社が加盟する一般社団法人全国木材組合連合会(鈴木和雄会長)は3月14日、地域材を利用した住宅や木製家具などの優良事例を支援する「顔の見える木材での快適空間づくり事業」の報告サイトを同日公開した。
 この事業は2021年度林野庁補助事業、木材産業・木造建築活性化対策の一環で、21年度に採択された事業者の取り組みについて、同連合会が2月17日にオンラインで開催した事業報告会の模様を動画などで紹介している。
 公開された8事業者の取り組みの概要は次の通り。
 ①古川ちいきの総合研究所=林業木材起点で、地域の力を強くする川上~川下、行政、他産業が連携した産地・地域のライフスタイルをリデザインする。
 ②上川地域水平連携協議会=木材張り防火構造外壁の普及と情報発信。
 ③NPO法人木づかい子育てネットワーク、㈱サカモト=質の高い木育ツールのデザインと出口戦略としてのEC支援サイトの開設。
 ④おおさか都市木循環プロジェクト事務局、一般社団法人大阪府木材連合会=顔の見えるおおさか都心、密集市街地木材循環モデルの開発。
 ⑤熊野林星会=セーザイゲーム・A材普及リーダー養成プログラムの開発と実施。
 ⑥NPO法人みなみあいづ森林ネットワーク=広葉樹“WOOD WALL ARTプロジェクト”高付加価値壁面装飾の普及拡大。
 ⑦NPO法人木の家だいすきの会=ときがわの低温乾燥材・組子・和紙によるデザイン性の高い建具の開発と普及。
 ⑧エコーウッド富山㈱=コロナ禍における4、5歳園児の木育教育「実践編」未来の木材事業者及び利用者の育成。
 ◇報告ページはhttps://moku-expansion.com/report/20_index_detail.html
 ◇顔の見える木材での快適空間づくり事業の詳細はhttps://moku-expansion.com/sdgs/

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