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★活き活きと働き暮らせる社会へ オカムラが経営理念を一部改訂

 オカムラ(横浜市西区)は7月1日、既存の経営理念を一部改訂し体系的に整理した「オカムラウェイ」を策定したことを明らかにした。同社によるとオカムラウェイは、ミッション(経営姿勢)、オカムラ宣言(目指すありたい姿)、私たちの基本姿勢(大切にする価値観)の3つで構成され、全ての根幹には「人が活きる」という視点があるという。オカムラグループで働く一人ひとりが、これを日々の事業活動や意思決定における拠りどころとして、一貫した想いを持って行動することを目指すとしている。
 同社は2018年4月、岡村製作所からオカムラに社名を変更したのを機に「豊かな発想と確かな品質で、人が集う環境づくりを通して、社会に貢献する」をミッション(使命)として明文化した。その後、持続可能な社会の実現の重要性が高まり、変化していく価値観に合わせて今回、経営理念を一部改訂したもの。
 オカムラウェイについて同社では次のように説明している。
 ①オカムラのミッション=豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。サステナビリティの重要性がますます高まる新しい価値観の中、一人ひとりが「活きる」ことこそが社会課題の解決につながる。私たちはその信念と使命感のもとに、場を創っていく。
 ②オカムラ宣言=人を想い、場を創る。自分らしく活きる人を増やし、笑顔があふれる社会へ。人を想い、人が活きる場を創る。大切なことは物質的な豊かさだけではなく、心の豊かさも育むこと。互いを尊重しながら自分らしい働き方や暮らし方を選択し、自分らしく「活きる」こと。そんな人を増やすことができたなら、もっと笑顔があふれる社会に変えられる。
 ③私たちの基本姿勢=SMILE。私たちにかかわる全ての人の笑顔のために。ミッションを実現するために、グループの従業員一人ひとりが日々の行動の拠りどころとする、5つのアプローチとして▽Shine▽More▽Imagine▽Link▽Expert―をあげている。

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