ニュース2021.07.05
中小・大手メーカーに向けたEC(電子商取引)の支援事業を行っている「いつも」(東京都千代田区)はこのほど、EC事業者の投資状況とアウトソーシングに関する調査を行い、運用施策や外注活用の実態ならびに課題をまとめた報告書を発表した。
調査は同社が開催したセミナーに参加した272企業に対して、同社が運営するデジタルシェルフ総研がオンラインによるアンケート調査を行ったもの。調査期間は4月30日~5月27日。
EC事業者の投資状況とアウトソーシングに関する調査結果は次の通り。
◆EC事業への投資状況
ここ一年で売上げが伸びている販路は「自社のモール店を通じた販売」が55%。「自社のECサイトを通じた販売」も40%を超えた。一方で「実店舗の直営店の販売」はわずか1%だった。
今後、力を入れる事業については「新規顧客の獲得」が約6割でトップ。「売上げの拡大」や「リピート顧客」も約5割を占めたほか、3割以上が「広告の活用と見直し」や「サイトのデータ分析」と回答した。
今後のEC事業への投資については8割以上の企業が「さらに拡大させる」と回答。現状維持も2割近くあったが「縮小させる」は2%にとどまった。
◆外注、アウトソーシング
EC事業の外注化については、外注をしていないという回答が4割。外注をしている企業の中では「まずまずの成果を実感している」という回答が、「あまり成果が出ていない」を上回った。
外注する業務については、広告運用や制作が4割超、次いで商品保管・発送、コンサルティングが約3割だった。サイト運用や受注対応は少数にとどまった。
今後の外注の方針については「現状通り」が51・4%を占めた。「アウトソーシングを活用・拡大したい」は28%で「インハウス(内製化)を強化・拡大したい」は20%だった。
◇レポートに関する問い合わせは、いつもマーケティンググループ(Eメール・sem@itsumo365.co.jp)。
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