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農産物輸出拡大実行戦略 国産材家具の位置付けを 裾野拡大への一歩

家具業界の輸出の裾野を広げるために、さまざまな支援策の活用を視野に入れた取り組みが求められている

 2020年12月、政府は農林水産物・食品の輸出額を30年に5兆円へ増やす目標を掲げた「輸出拡大実行戦略」を決定した。その重点品目には、食品だけではなく製材・合板も含まれ、20年度第3次補正予算と21年度予算案にも財源が手当てされている。その中で、日本の木材製品輸出における家具の役割が問われている。
 総額5兆円の目標に向けて政府が強調するのは、海外市場で求められるスペック(量、価格、品質、規格…

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