ニュース2020.10.03
大塚家具は10月1日、子会社の秋田木工が手掛けるダイニングチェア「MAGEKKO(まげっこ)」が、2020年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。大塚家具によると、この製品は曲木の伝統的な技術を生かし、一筆書きのような軽やかな曲線が特徴。
背もたれは2本のラインで構成され、座り心地の安定感を向上させている。小さな肘掛けは省スペースでテーブルと合わせやすく、くつろぎ感も高まるとしている。色は日本の伝統色から選ばれツートーンの組み合わせが、背もたれから肘掛けにかけて曲木のフォルムの美しさを際立たせている。
審査では「アームの部分が非常に印象的で、二種の三次曲線の接合技術の高さや、また本体とを色分けしている部分はこれまでに無い新たな答えを感じさせてくれた」と評価された。
デザインは五十嵐久枝氏(IGARASHI DESIGN STUDIO)。2019年に、秋田の工房を訪れて職人が持つ技術力の高さに感動し、曲げ木を生かしたデザインを手掛けたいと思ったことがきっかけとなりMAGEKKOが生まれたという。
ブナ材にウレタン塗装、張地はアクリル70%、ウール30%。クッション材はウレタンフォーム。サイズは幅580×奥行き520×高さ820㍉。座面高440㍉。受注生産品で価格は8万5000円(税込み)。
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