ニュース2020.08.19
大塚家具はこのほど、家電の購入に関するインターネット調査の結果を発表した。「ライフスタイルやインテリアをイメージして家電を選びたい」と考えている人が約7割だったのに対し、実際には「インテリアとのバランスをイメージした購入ができなかった」人が半数近くに上っていることが分かった。
同社は、ヤマダ電機と業務提携し全国7店舗で家電の展示販売を展開している。今回の調査は家電製品を購入した際のこれまでの不満・疑問や家電を購入する際の要望など家電販売に関する課題を把握するのが目的。調査は今年4月25、26の両日、全国の20~60代の男女を対象に行われ、400件の回答が集まった。
調査結果によると、家電製品を購入する際「ライフスタイルやインテリアをイメージして選びたい」と答えた人は66・3%に上ったが、これまで家電製品を購入した際、インテリアとのバランスをイメージして購入できたかという問いには、45・6%が「どちらでもない」「そう思わない」と回答した。
その理由については、実際に置いてみないと分からない(20代男性)▽生活空間とは違うのでイメージしにくい(20代女性)▽自宅に置いてみないと分からない(30代男性)▽自宅のインテリアに合いそうな家電が置いてない(40代男性)▽そもそも武骨なものばかり(40代女性)▽家具がない(50代男性)▽大きさの感覚が分からなかった(60代女性)――などの回答があった。
また、家電製品を購入する際、ライフスタイルやインテリアをイメージして選びたいと答えた人のうち、「家具と家電がトータルでインテリアコーディネートされている店舗で部屋全体のバランスを見なから家電を購入してみたい」と答えた人が69・1%、「インテリア空間に合った家電提案をしてもらえる店舗があれば使用してみたい」が66・8%に上った。
調査結果について同社は、家電量販店やECサイトなどで製品を購入することが多い中、価格や機能スペックを重視する一方で、特にテレビやオーディオ機器、冷蔵庫など比較的大きな家電は、自身のライフスタイルやインテリアとのマッチングを気にする人が多いとみている。
同社は、こうした要望に応え、国内外からえりすぐりの家具・インテリアとブランド家電を多数取りそろえるとともに、家電量販店とは異なる落ち着いた店舗で専門スタッフによって家具や家電をトータルにコーディネート、提案していくとしている。
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