ニュース2020.07.29
ファブリックの裁断ソリューションを提供しているレクトラ・ジャパン(大阪市中央区)は6月24日、神戸市兵庫区にカッティング・ラボを開設した。ラボではクラウド型裁断ソリューションにより、家具業界やファッション業界のオーダーメード商品やパーソナライズ商品生産を目指す企業のための課題解決をサポートしている。
同社によると、ラボには、高速1枚裁ち自動柄合わせ裁断機「Virga(ヴィルガ)―ファニチャー・オンデマンド」が導入され、カスタマイズ生産テストカットやデモンストレーションを実施するほか、生産のデジタル化に関するセミナーなども定期的に開催していく。
ヴィルガは日本ではカリモク家具が採用、海外ではカッシーナ、モルテーニ、ポリフォームなど一流ブランドへの導入が進んでいる。
「ファニチャー・オンデマンド」によりオーダーから裁断までのプロセスを自動化し、納期短縮を図るほか、高品質な裁断を実現。メード・トゥ・オーダーの注文に対応していくという。
同社の田中昭彦社長はカッティング・ラボについて「家具業界、ファッション業界や自動車業界に向けて、包括的な提案やデモンストレーションを提供する場所として活用していきます。ものづくりにつながるデジタル技術の今をリアルに体験・体感できる場になると信じており、多くのお客さまに足を運んでいただきたいと思います」と語っている。
カッティング・ラボの所在地は、神戸市兵庫区和田山通1―2―25、神戸ものづくり工場B棟504。問い合わせは、同社マーケティング部(電話06・4964・1251)。
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