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★コロナ対策、補正に農水5448億円 公共施設木造化、輸出促進に重点

 政府は4月7日、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として2020年度の補正予算案を閣議決定した。追加歳出は16兆8057億円、事業規模は約108.2兆円規模となる。農林水産省は、このうち農林水産物の販売促進など5448億円を計上した。
 販売促進の予算は1400億円が割り当てられ、公共施設などの木造化・木質化のプロモーション支援などが上がっており、林野庁木材産業課が具体策を練っている。
 農林水産物、食品の輸出促進対策として147億円が計上された。新規・有望市場の維持・開拓に必要な商談やプロモ―ションを支援することになっており、家具など木材製品の輸出促進への具体策などが期待される。
 原木や水産物の一時保管の費用には、41億円が割り当てられた。
 このほかコロナウイルス感染収束後6カ月間、観光、運輸、食品、イベント・エンターテイメント事業などの需要を喚起する「Go TOキャンペーン」に1兆6794億円が計上された。

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