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出展増え新企画も KAGUメッセ30日開幕

 静岡県家具工業組合(実石幸男理事長)は5月30日から6月3日まで、「シズオカ[KAGU]メッセ2018」を静岡市駿河区のツインメッセ静岡で開催する。業者商談日は1日まで。2、3の両日は一般にも公開される。今年は組合員、関連業者、デザイナーなど93の企業・団体などが集まる。昨年(57企業・団体)から出展が大幅に増えた。
 第66回を迎える同メッセは、今年初めて「PB・OEM・特注相談コーナー」を設ける。さまざまな製造委託のニーズを、プライベートブランド(PB)、相手先ブランドによる生産(OEM)、静岡のメーカーが得意とする特注生産に結び付け、事業の橋渡しを行う。
 会場内に設置されるモニュメント「あなたにとって家具ってなんですか?」は、家具メーカーや来場者が「自分自身にとって家具とは何か」の思いをメッセージとして書き込むコーナー。ほかにも静岡の家具メーカーがデザイン力やクオリティーを競う「Shizuoka Good Furniture(SGF)コンテスト」、家具作りへの技術支援コーナーなども設けられる。
 「デザイン&クラフト」は、静岡で活動する衣食住にまつわるメーカーやブランド31社が集まる。「デザイナーズサテライト」では、13組のデザイナーが新たな商品開発やビジネス展開へとつながる提案を行うなど、新作家具以外でも見どころ満載のイベントが企画されている。
 「第42回駿河の家具・インテリア展」(駿河家具生産団体研究会)も2、3日の一般公開日に合同開催される。

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