ニュース2026.07.30
洋家具発祥の地・横浜で家具職人の匠の技を市民に披露する「第4回よこはま匠フェスティバル」が6月19日から3日間、横浜市役所アトリウムで開かれた。
主催の神奈川県家具協同組合は「家具・建築の世界で生きていく」をテーマに、未来の家具づくりの担い手へ技をつなぐイベントとして、インテリア・建築・家具のデザイン専門学校ICSカレッジオブアーツ(東京都目黒区)との産学連携共同企画を展開。関連企業の製品・サービスを紹介するブースが設けられた。また前回に続いて親子で参加できるワークショップや、トークショーが催された。
初日のオープニングセレモニーで細貝昭一理事長があいさつに立ち、フェスティバル開催に向けて取り組んできた各社スタッフに謝意を表明。「第1回から継続してきた努力が必ずや各社の利益につながるものと確信する。このイベントを通じて神奈川、横浜が元気になることを祈念いたします」とあいさつした。
4回目となる今回は、新たな企画としてICSカレッジオブアーツの学生たちがデザインし、組合員各社が制作した家具が紹介された。
屋外でお茶を飲むための「茶盤箱」と「低座面キャスタースツール」、キャビネットの扉を開くとデスクになる「September Storage cabinet」、収納機能と使いやすさを両立した椅子「うたたば」、アクセサリーを整理整頓できるジュエリーボックス「アクセサリーの樹」などの独創的なデザインのモックアップとパネルが展示された。
ステージでは、初日の19日にICSカレッジオブアーツの校長で建築事務所所長の丸谷博男氏が「洋家具から和家具、今、私たちは何を求めるのか」というテーマで講演。広葉樹を使うことで森の元気を取り戻し、無垢の家具を部屋に置いて人々の健康を取り戻そうと訴えた。
また20日には、秋山木工代表取締役会長の秋山利輝氏を迎え「なぜ丁稚奉公のシステムで職人を育てることに至ったか」をテーマに細貝理事長との対談が行われ、独自の職人育成論に多くの聴衆が耳を傾けた。
このほか展示・販売ブースでは、アレックスがヴィンテージ家具を出展したほか、風間の籐家具や、マカロニデザインが自社製品を展示、洋家具発祥の地・ヨコハマをアピールした。
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