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★森の記憶を家具とアートで可視化 グロースリング「百年木材」新作展示イベント

百年木材を用いた新作家具シリーズ「FLAT/FORM」
100年の歳月が織りなす年輪の力強い美しさを生かす

 製材事業などを営むグロースリング(宮崎県日向市)は7月2日、建築家・板坂諭氏が代表を務めるthe design labo(東京都中央区)と共催で、樹齢100年以上の木材を用いた新作家具シリーズ「FLAT/FORM」の展示イベントを7月16日から都内で開催すると発表した。
 同社によると、FLAT/FORMは折り紙や着物に象徴される平面から立体を立ち上げる日本特有の美意識と造形感覚から着想を得た製品。厚さ15㍉のスギ突板パネルから切り出されたフラットなパーツを、ボルトとナットで連結することで椅子やデスクへと姿を変える。
 接着剤を使用しない構造で、組み立てと分解が容易なほか、部材単位での交換・修理を可能にした。不要な時や輸送時には平らな状態に戻すことができる。
 使われる素材は同社が事業化を進めている「百年木材」。厳しい自然の中で長い年月育てられた樹齢100年以上のスギ材は①年輪の密度が高く強度に優れている②腐れや虫に強く耐久性に優れる③緻密な年輪で積み重ねた木目の美しさ④経年変化の美しさ―などの特徴を持つ。
 同社では、これらを生かしながら表面に木目を際立たせる浮造り加工を施し、広島の化粧合板メーカー・大和ツキ板産業の技術を合わせて、100年の歳月が織りなす年輪の力強い美しさを空間の装飾素材にしたという。
 FLAT/FORM展の会期は7月16日~18日。会場はthe design gallery(東京都中央区新富2―4―8、井筒屋)。入場は無料だが、事前予約が必要。
 また17日18時からアーティスト・若佐慎一氏と板坂諭氏のトークイベントが予定されている。

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