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★国立博物館内茶室で新作発表 ロックストーンが「数寄+椅子」展

極限まで薄く細い構造を追求したKONOHANA SAKUYA ISU

 オリジナル家具製造販売のロックストーン(東京都渋谷区)は、同社新作家具を紹介する「数寄+椅子」展を東京国立博物館の庭園内茶室「転合庵・春草廬」で4月15日から17日まで開催すると発表した。
 同社によると、展示されるのは「KONOHANA SAKUYA ISU」。日本の数寄屋建築を手本に、その心を椅子に見立てた。フレームには国産の山桜材を使い、極限まで薄く細い構造を追求。繊細な優美さと1・7㌔㌘の軽量を実現。また天然ゴム発泡材や皮籐、和紙などの自然素材を使用、真田紐、小倉織などの伝統技にこだわったという。
 会場は、小堀遠州が京都伏見に建てた「転合庵」と江戸時代の豪商・河村瑞賢による「春草盧」という2棟の茶室。同社では、伝統の数寄屋空間と、その精神を受け継ぐ現代の椅子が響き合い織りなす日本の美意識の奥深さを体感してほしいとしている。
 「数寄+椅子」展は東京都台東区上野公園の東京国立博物館庭園内茶室で4月15日から17日まで。開催時間は10時~15時(最終日は14時まで)。観覧無料。入場には予約フォームから事前予約が必要。

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