ニュース2025.04.03
世界最大規模の中国国際家具見本市(CIFF)が3月18日から31日まで広東省広州市にある広州交易会コンプレックス&ポリワールドトレードセンターエキスポで開催された。主催者は中国対外貿易広州展覧有限公司(CFTE)。
第55回を迎える今回は、18日から21日(第1フェーズ)はホームユース、28日から31日(第2フェーズ)まではオフィス家具を中心に展示された。85万平方㍍の会場に40カ国から4700以上のブランドが出展、中国のデザインとスマートテクノロジーの最先端が披露された。
ホームユースでは、日本からカリモク家具の「カリモクケース」、佐賀県諸富町のレグナテックと平田椅子製作所による「ARIAKE」ブランドが企画展「Design2025 Dim sum」に出展した。
18日に行われた開幕式で商務省直属の機関である中国対外貿易中心の周善青副主任は「地政学的緊張が高まっており、不動産マーケティングも複雑な再編に直面している」と米国との貿易摩擦による経済的影響と国内市場の変化に触れた後、中国の住宅業界のグローバルなサプライチェーンにおける優位性を強調し、不動産業界を支援していくと述べた。
政府の方針に従って、品質と規模の経済の両面を追うとともに「CIFF等の旗艦展示会をサポートしていく」方針を示した。スマート家具の紹介にも力を入れるという。
第1フェーズの家庭用家具展は、ハイエンドなデザイン、スマート家具、カスタマイズ、ソフトデコレーション、ホームスタイル、アウトドア家具などをテーマとしたブランドと新しい製品が集まった。
第2フェーズのオフィス環境商品スペース展は、システムオフィス、学校用家具、ホテル用家具、オフィスアクセサリー、スマートスチール製品などをテーマとした展示が行われた。
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