ニュース2025.03.12
2011年3月11日の東日本大震災の復旧をきっかけに生まれた石巻工房(宮城県石巻市)は設立から14年目を迎え、アウトドア家具シリーズの発売や、カリモク家具とのコラボレーション製品開発など新たな活動を展開している。
同社によると、アウトドア用ソファ「KOBO SOFA」(1・2・3人掛)は、東日本大震災後に復興支援として企業のオフィス用にデザインされた製品で、屋外で使用できる針葉樹をフレームとして使っていることから、今回カリモク家具でクヴァドラ製のアウトドア用張地とクッションで屋外利用に適したソファに生まれ変わった。
また昨年12月には能登半島震災復興への一助として能登ヒバを採用した商品を開発。「105°LOUNGE CHAIR」など多種商品に展開中で、ほぼ全ての商品に国産材を利用しているという。
カリモク家具とのコラボレーションによる「Maker Pack」シリーズ製品では、環境負荷が低く、持続可能な森を支える新たな木材料としてGLT(ギャザード・ ラミネーテッド・ティンバー)を採用。反りや変形に強く、ウレタン塗装で傷や汚れにも強いのが特徴。同社ではサステナブルなものづくりでモダンな空間にも合う高品質な家具を今後も拡充していくとしている。
石巻工房の家具は、東京ショールーム(東京都文京区小石川3―31―7、電話03・5825・4963、芦沢啓治建築設計事務所直通)、dotcom coffee(東京都台東区浅草橋5―6―13)、dotcom space Tokyo(東京都渋谷区神宮前1―19―19、エリンデール神宮前)に展示されている。
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