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★家具・インテリアBtoC開眼 「GOOD LIFEフェア」4万人来場

一般来場者であふれる会場
日本インテリアコーディネーター協会によるアロマストーンづくりの体験ワークショップ。予約で3日間の枠が全て埋まった

 衣食住のライフスタイルとSDGsの展示が集まる「GOOD LIFEフェア」(朝日新聞社主催)が10月25日から27日までの3日間、東京ビッグサイト南館で開催され648社・団体が出展、過去最高の4万453人が来場した。
 25日は東京の小池百合子都知事が東京における地域産材の活用をテーマに、多摩産材の支援と情報発信、中・大規模建築物の木造・木質化支援の取り組みなどを紹介した。
 特に26、27日の週末にかけて、親子連れの多くの一般来客が来場した。今年は日本インテリアコーディネーター協会(icon)が初出展。ワークショップを開催するなど、一般客にインテリアコーディネートを身近に感じさせた。家具新聞は「国産材と家具・文化」をテーマに地域材を使った製品を展示した。

インテリアコーディネートの世界を身近に
iconが家具メーカーとコラボ出展

 2022年から始まり、今年で3回目を迎えた「GOOD LIFEフェア」に日本インテリアコーディネーター協会(icon)が初出展、馬場家具や橋詰家具、サンゲツなど6社と協力してインテリアコーディネートの世界を一般来場者に披露した。
 22年から出展している福岡・大川家具工業会は、スツールのワークショップを開催して木製家具との触れ合いの場を提供した。初めて出展した家具メーカーは、これまでのBtoBと異なる雰囲気に戸惑いつつ「来場者の多さに驚いた。いつもの展示会とは異なり、会社の名前を知っている人も少なかった。普段、一般消費者と接する機会が少ないので参考になる。データを集めて次に生かしたい」と話した。
 ECショップと連動した一般消費者向けプロモーションが今後の同フェア出展の際のカギとなりそうだ。

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