連載2023.07.13
コイズミファニテック(大阪市中央区)は、6月28―29日に開催した2023学習家具商談会で組み替え型デスクや新書斎シリーズなどの新製品を発表した。本年度の学習家具商戦について同社では、より購入しやすい価格帯の学習デスク、カスタマイズできる書斎シリーズの新製品のほか、既存製品の仕様変更など、合わせて455機種の品揃えで臨み、学習・書斎デスクで5万台、椅子関連で7万5千台の販売目標に向けて取り組んでいくとしている。
同社発表の新製品などは次の通り。
◆組み替え型デスク・ステップアップデスクM=リビング学習で最初に必要とされるマルチラック(ランドセルラック)とデスクの最小限の構成による新しい組み替えデスク。4パターンのスタイルに組み替えが可能。マルチラッチの上台がエクステンション構造になっており、同社独自の組み合わせと組み替え機能によって、デスク上に設置した際には伸ばして収納力が増やせ、棚上はタブレットの設置を考慮している。これまでのステップアップデスクより低価格ゾーンに設定したという。
◆選べる書斎デスク「NESTIS(ネスティス)」=天板のサイズや素材から選んで組み合わせられる書斎向けデスク。デスクシェルフやキャビネット(それぞれ3種類)で構成。天板サイズは、幅1200、1350、1500㍉、奥行き500、550、600㍉の計9通り。突板仕様とメラミン仕様の2素材から選べる。メラミンの天板は幅900~2200㍉、奥行き500~600㍉の間で10㍉単位でオーダーが可能。
◆自身でアレンジする壁面収納型書斎デスク「WaLLBE(ウォルビー)」=オーク突板とスチールを主材料に、デスク・シェルフ・キャビネット・ハンガーの4つのユニットで構成される。部屋のスペースや好みによって組み合わせ、組み足しができる幅広い対応性が特徴。
◆既存製品=ナラ材のステップアップデスク「WDスペシャル」、アルダー材の質感を生かした「Lake Wood」、フレンチカントリーテイストの「Orlea」の3シリーズでシェルフの下台をノックダウン化するなど仕様を変更。また昨年発売の昇降デスク「ULTAGE」に合わせたスツールを追加した。
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