ニュース2023.05.01
オルガテック東京の「ベストプレゼンテーションアワード」受賞ブースが4月26日、東京ビッグサイトの西館アトリウム会場で発表され、コクヨが2年連続グランプリを受賞した。
「これからの働き方に対してデザインができること」を具現化したブースを選ぶもので、今年のテーマ「SHIFT DESIGN」を表現するための全体コンセプト、デザイン性、機能性、独自性、サステナブル性を基準にブースの審査が行われた。
審査員は、審査委員長を務める「エルデコ」ブランドディレクターの木田隆子氏をはじめ、建築家の永山祐子とアストリッド・クラインの両氏、ケルン見本市会社アジア太平洋統括部長のマティアス・キュパー氏、日本オフィス家具協会会長の黒田章裕氏の5人。
グランプリを受賞したコクヨのブースは、これから働く場をどうするのか、顧客やデザイナーとともに一緒に考えていこうという姿勢を打ち出した。木田氏は「国際的な見本市に必要なエネルギーを、発信するだけではなくシェアして、私たちがそこに参加できる形を作ってくれているという意味で素敵だった。みんなで一緒に考えていこうという姿勢が素晴らしい。トレードフェアの元気の源泉のような展示だった」と受賞をたたえた。
準グランプリは、住商インターナショナル、イトーキ、ニチエスが受賞。木田氏がそれぞれ審査員講評を述べた。
住商インターナショナルは、限られたスペースに、エコやサステナビリティ―の姿勢をカーペットにデザインして打ち出した。「シンプルなプレゼンテーションが印象に残り、ものすごく高く評価されて文句なく準グランプリに選ばれた。ミニマルで大切なことだけを、床に敷いた一枚のカーペットの四隅を立ち上げるようにして裏側を見せながら、サステナビリティ―など大事なことを見せている」ことが評価された。
イトーキのブースは、来場者がプロダクトに出会いやすいように、斜めからブースに入る入り口をたくさんつくった。「トレンドフェアの王道を行くような、商品をよく見せる展示だった」。
ニチエスは、ケルンメッセが主催する「spoga +gafa 国際ガーデニング・レジャー用品見本市」に出展しているが、オルガテック東京は初めて。「アウトドアの空気感を室内の展示場にいい形で持ち込み、壁の高さも絶妙。合板のペイントが素敵だったという意見が多かったと同時に、来年以降も色々と工夫してリサイクルできるというワクワクした期待感を与えてくれた」ことが評価された。
木田氏は総評として「植物はプラスチックだとがっかりするが、すべて本物の植物を使っているところもあった。サステナブルのレベルや多様性に関しても、もっとチャレンジしていこうというのが見本市全体が持っているメッセージ」と来年に向けて、ブースの進化への期待を語った。
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