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★スマホで撮影した木材を即時データ化 VUILD、製品流通の活性化目指す

木材をスマートフォンで撮影することで、不揃いな材も即データ化

 木材のクラウドプレカットサービス「EMARF」を提供しているVUILD(川崎市川崎区)は4月13日、木材をスマートフォンで撮影することでデータ化するデジタルプラットフォーム「EMARF scan」α版のサービス運用を開始すると発表した。
 同社によると、このサービスは木材をスマートフォンで撮影するだけでサイズや形状を即時に読み込み、材種、等級、乾燥状態、保管場所などの詳細情報を紐づけてデータベース上に登録することで一元管理や販売を可能にする。
 EMARF scanの特徴について同社では①木材データをWEB上で管理・販売できるため木材生産者は新たな木材流通を開拓できる②登録された木材データは、デザインソフトに対応するDXFデータに書き出せるため、デザイナーや設計者の木材活用の可能性を広げる③複雑な形状・サイズの木材も即時データ化し、デザインプロセスに取り入れることができるため、希少性の高い個性豊かな木材を活用できる④生産者が購入者と直接取引でき、木材消費者は自分の目で材木を選び、取引できる⑤市場に流通せず廃棄されていた木材の流通を可能にすることで循環型社会に貢献する―などをあげている。
 今回のα版では、同社が全国に導入を進めている3D木材加工機「ShopBot(SB)」のオーナーと全国の林業従事者を対象にサービス運用を開始し、今後は正式リリースに向けて材料調達から製造までの工程を一元化するなど新たな機能を開発するとしている。
 同社では、木製品のデザインからパーツ加工までの工程をオンラインで行える木材のクラウドプレカットサービス・EMARFを2020年にスタート。家具やアート作品、建築内装などに利用されているが、EMARF scanでは今後、登録された材木をEMARF上で閲覧・選択できるようにするほか、加工依頼も可能にする方針。
 ◇EMARFの詳細はhttps://emarf.co/
 ◇以下はEMARF scanの解説動画。

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