ニュース2023.03.29
建材メーカーの越井木材工業(大阪市住之江区)は3月27日、脱炭素社会の実現に向けた屋外家具の新ブランド「+biotop(プラス・ビオトープ)」の販売を4月1日から開始すると発表した。
同社によると、新製品はヒノキとステンレスを素材とするベンチやテーブル、チェアなどで、熱と水蒸気で木材の性質を向上させる同社のサーモウッド技術「コシイ・スーパーサーモ」により、ヒノキ材に高い耐久性を付与し、屋外家具としての利用を可能にした。
薬剤を使用せず、環境負荷を可能な限り削減するとともに、国産木材の利用を拡大することで、森林循環の形成に貢献するとしている。
木材利用により二酸化炭素の排出量を抑制するカーボンニュートラル促進にも貢献することから、プラス・ビオトープでは木材の二酸化炭素固定量を製品ごとに算定し、「CO2固定量シール」を製品に貼付する。
発売されるプラス・ビオトープ製品のラインナップは次の通り。カッコ内は製品の二酸化炭素固定量(キログラム-CO2)。
【+bシリーズ】
①テーブル1800=サイズ1800×907×高さ700㍉、重さ58・3㌔(49・59㌔㌘)②ベンチ1500=1500×450×高さ400㍉、重さ25・2㌔(17・32㌔㌘)③ストール=500×450×高さ400㍉、重さ13・0㌔(9・26㌔㌘)④プランター=510×510×高さ510㍉、重さ16・8㌔(15・53㌔㌘)⑤ラウンジサイドテーブル=510×510×高さ510㍉、重さ19・6㌔(19・11㌔㌘)。
【+iシリーズ】
⑥ダイニングテーブル650=650×650×高さ725㍉、重さ10・0㌔(7・09㌔㌘)⑦ダイニングテーブル900=900×900×高さ725㍉、重さ18・2㌔(15・60㌔㌘)⑧サイドチェア=480×510×高さ810㍉、座高430㍉、重さ5・6㌔(4・18㌔㌘)⑨アームチェア=530×510×高さ810、座高430㍉、重さ6・6㌔(4・18㌔㌘)⑩ラウンジチェア=715×680×高さ750、座高390㍉、重さ11・8㌔(7・84㌔㌘)。
◇プラス・ビオトープの詳細は同社サイト。
★ミラノで発表したチェア4製品を発売 杉山製作所、鉄家具を体感できる展示会も
ニュース2025.10.10
★家具仕上げ材に新色8色 フォルボ・フロアリング、10月14日発売
ニュース2025.10.06
★【朋子ボアマン シアトル発 Table Talk⑤】インテリアも色づく秋
ニュース2025.10.02
IT企業が町田ひろ子アカデミーを事業承継 nat、システム開発強化へ
ニュース2025.10.02
ニュース2025.10.02
★布張り家具に追加関税30% トランプ米大統領、SNSで突然表明
ニュース2025.09.28