ニュース2022.11.15
オカムラ(横浜市西区)は11月7日、新しい時代のオフィスと働き方を前面に打ち出した新製品6シリーズを発表した。また、新製品を含む製品多数を紹介するイベント「オカムラグランドフェア2023」が12月3日までオカムラガーデンコートショールーム(東京都千代田区)で開催されている。
同社の中村雅行社長は7日に開いた記者発表で「働き方について大きな変革が起きており、オフィスは処理する場から創造するための場に変り始めている。部門横断型のチームで全社的な課題を解決していくことが求められる中、プロジェクトベースで仕事を進めることに特化したオフィスを考えていくことが、これからの企業の成長に非常に重要」と挨拶した。
同社が発表した新製品は次の通り。
◆クリエイティブファニチャー「WORK VILLA(ワークヴィラ)」=ソファやミーティングテーブル、シェルフなどで構成されたチームメンバーの「溜まり場」スペースと、溜まり場から外へつながる「縁側」を組み合わせたユニット。ほどよい「こもり感」を保ちつつ、内と外を縁側でつなぎコミュニケーションを広げる。
◆ライブス・アーキテクチュラル・プロダクツ=オフィス内に人数や目的に合わせた空間を作る建材シリーズで①支柱とビーム(梁)で空間を仕切る「Lives Post Beam(ライブスポストビーム)」②天井のレールで自由な位置に設置可能な「Lives Slide Panel(ライブススライドパネル)」③デスクや棚、照明が組み込まれた「Lives Partition(ライブスパーティション)」―の3製品を発表。
◆オフィスチェア「Potam(ポータム)」=使用済み製品からリサイクルされた樹脂脚や廃棄生地をリサイクルした張地を使用したサーキュラーモデルで、環境負荷低減に貢献する新しいスタンダードとしている。
◆「ContessaⅡ(コンテッサ・セコンダ)」アニバーサリーモデル=同社の主力チェア「コンテッサ」の発表20周年を記念して2023年3月に計100脚を限定発売。このほかサステナブルな製品開発に基づくContessaⅡサーキュラーモデルを今年11月に発売する。
◆未利用材を天板に使用した「スプリント」テーブル=森林整備などの際に発生する不要な樹木や枝葉など未利用材をチップ化し成型した製品。
◆ワークブース「TELECUBE by OKAMURA(テレキューブ・バイ・オカムラ)」=テレワークのためのフルクローズ型ワークブース。従来モデルに環境配慮と安全性を高めた新モデルで2023年1月発売予定。
◇記者会見であいさつする中村社長(11月7日、オカムラガーデンコートショールーム)
10日にスタートしたオカムラグランドフェア2023のテーマは「ぶつけろ、本音。組織を超えてハートビートするチームへ」。
会場をテーマごとに①チームのよりどころとなる「BASE for TEAM」②個人業務の拠点「BASE for ONE」③リラックスとコミュニケーションを促す「CAFE」④ゆったりと落ち着いた「WORK LOUNGE」⑥チーム作業を加速させる「AGILE」⑦情報を共有し意見を出し合う「MEETING」―の6コーナーを設け、新製品6シリーズを含めたオフィス家具のコーディネートを紹介している。
オカムラグランドフェア2023は、密を避けるために人数を制限した完全招待制で実施されている。12月6日からは予約制で一般の入場が可能。問い合わせは電話0120・81・9060。イベントの詳細はオカムラWEBサイト
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