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★座面に再利用のヤシ繊維採用 ミズノ、トレーニング椅子をリニューアル

トレーニング椅子「ル・プリエスクワット」
ル・プリエスクワット座面の製造工程

 総合スポーツメーカー、ミズノ(大阪市住之江区)は、トレーニング椅子「ル・プリエスクワット」をリニューアルした製品の販売を7月中旬から開始すると発表した。座面のクッション部分にココナッツ飲料の製造時に排出されるヤシ繊維を再利用し、製品の耐久性を向上させたという。
 同社によると、ル・プリエスクワットはトレーニンググッズ「ミズノヘルシーインテリア」シリーズの製品で、座位でのスクワット上下運動をサポートする椅子。脚部にガスシリンダーを採用し、身体的な負荷を低減しながら効率的にトレーニングできるという。
 今回のリニューアルは、座面の中間層を従来のウレタンからヤシ繊維に変えることで適度な硬さとなり、耐久性を向上した。ココナッツ飲料の製造時に廃棄されていたヤシ繊維を再利用し、製品へのプラスチック使用量を減らすことで、地球環境に配慮した商品になったとしている。
 ミズノヘルシーインテリアシリーズは「いつもの時間、空間にプラス」をコンセプトに、リビングに置けるトレーニンググッズとして2018年に発売され、今年3月末時点で累計約3万5000台を販売。コロナ禍での健康意識の高まりを背景に21年度売上高は約7・3億円と好調に推移しているという。
 ル・プリエスクワットの詳細は
ミズノ公式オンライン

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