ニュース2022.04.15
企業や商材に愛着を持つ「ロイヤル顧客」のデータ可視化サービスを提供しているスパコロ(東京都港区)は4月14日、コロナ禍で家具の購買がどう変わったかを調査し「OMO実態調査・家具店編」として結果を公表した。
それによると、ホームセンターや家具インテリア専門店など実店舗での購入が減少したのに対し、ECサイトからの購入が大きく伸びて、購買チャネルのトップに躍り出たことがわかった。
実店舗での購入、軒並み減少
調査は今年3月18日、全国の20歳から69歳の人を対象にインターネット経由で実施され1980人から有効回答を得た。
同社が公表した調査結果の概要は次の通り。
◆家具・インテリアに関する意識=「特に変化はない」と答えた人の割合は52・1%。これに対し47・9%は「変化している」と回答した。コロナ前と後で最も目立つのは予算に関連する意識変化で「かけるお金が増えた」が6・6%、「かけるお金が減った」は13・6%だった。
◆家具・インテリア購入チャネルの変化=コロナ後はECサイト(家具店・専門店運営のECを除く)での購入が4・0ポイント上昇し、全体の26・5%でトップとなった。コロナ前には1、2位を占めていたホームセンター(21・6%)は2位、家具・インテリア専門店(19・5%)は3位にそれぞれ後退した。
リアルからオンラインに変化
◆家具・インテリア購入時の行動=「ECサイト・ネットで情報をチェック」がトップに浮上した。「店頭で家具・インテリアを試す」と「オーダーメイド家具店で店員に相談する」はコロナ前に比べて減少した。次いで「アプリ・サイトでバーチャル体験を行う」が4位となり、ここでもリアルからオンラインに変化していることがわかった。
◆家具・インテリアの情報収集傾向=情報源は「通販サイト・アプリ」と答えた人が17・4%で最も高く、僅差で「家具メーカー/ブランドのサイト・アプリ」(16・2%)、「インテリア・家具情報サイト・アプリ」(15・5%)、「テレビCM」(11・3%)、「実店舗」(11・2%)となった。
◆利用されている家具・インテリア関連アプリ=上位6サービスのうち、ニトリアプリの認知率と利用率が圧倒的に高かった。次いで②MUJIパスポート(無印良品)③IKEAアプリ④majicaアプリ(ドン・キホーテ)⑤Francfranc Rewards⑥LOFTアプリ―の順となった。
★伝統と新しい沖縄のものづくりを紹介 7月23日から伊勢丹新宿店
ニュース2025.07.15
★伊ソファ「ガンマ・アレダメンティ」 ブランド社が国内販売を開始
ニュース2025.07.14
米国向け「その他の材料製家具」が急増 5月の国別・品目別貿易統計
ニュース2025.07.11
★デンマーク社が北海道・旭川にソファ工場 来年夏の操業開始を予定
ニュース2025.07.09
★AIで空き室にインテリア配置 カグオク、不動産写真加工の新サービス
ニュース2025.07.08
★伊家具ブランド「Edra」旗艦店 リビングハウス、東京・南青山に開設
ニュース2025.07.06
【5月の家具貿易】輸出は前年比4・8%増加、輸入は10・4%の減少
ニュース2025.07.05
★朝日新聞社オフィスをリニューアル イトーキ“あえて通路を作らない”空間設計採用
ニュース2025.07.04
★スイスの国際デザイン賞を受賞 内田空間意匠工房「NAMI stool」
ニュース2025.07.02